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歯周病について

歯周病ってどのような病気?

―歯周病は歯を支える土台が病気になることです
歯周病は、“歯”そのものの病気ではなく、“歯を支えている周囲”の組織(歯周組織:歯肉、歯槽骨、歯根膜、セメント質)
(https://ladent-aoyama.com/column/page/6/)
が病気になることを言います。(右図参照)

家で例えると、家そのものを壊してしまうのが虫歯だとすると、歯周病はその家を支えている土台が壊れてしまうことです。家が壊れていく(虫歯)のは目で見てわかることですが、歯周病はあまり意識しない部分の病気ですので、気付くのに時間がかかってしまいます。

しかし、それを放っておくと、土台から家そのもの、すなわち“歯”が壊れていってしまうのです。

・歯周病の危険信号(症状)

―歯周病が最初に起こる歯周組織は「歯ぐき」
以下の症状を感じたら、歯周病の初期の危険信号だと思ってください。

  1. 歯ぐきが赤く腫れてしまっている
  2. 歯ぐきから血が出る

上記の症状が見られた場合は、歯周病が始まっています。
この状態を歯肉炎(歯ぐきが炎症を起こしてしまっている)と呼びます。

このような状態がわかった段階で、すぐに歯科医院で治療を受けることが極めて重要です。
歯ぐきに限定している場合には、治療によって完全に元の健康な歯ぐきを取り戻すことが出来るからです。

歯周病の原因

―歯周病の主な原因は“プラーク(バイオフィルム)”
歯周病の始まりは、まず歯ぐきからです。では、なぜ歯ぐきが腫れてしまったり、出血したりするのでしょうか?それは明らかに、歯の表面に付着した“プラーク(バイオフィルム)”が原因です。このプラーク(バイオフィルム)の主体は「生きた細菌の集団」です。

このプラークは、歯の表面にこびり付き、うがいなどでは決して落ちることはありません。プラークは食べ物のカスなどとは全く違うものです。

口の中はプラークが成長するのに最も好ましい環境です。細菌が育つのに適した温度・湿度が保たれており、唾液から水分が補給されて、更には食べ物から栄養分が供給されるからです。このような環境が放置されるとプラーク(バイオフィルム)は勢いを増して、歯の表面を覆いつくします。プラーク(バイオフィルム)が出す様々な物質により、歯ぐきに炎症が起こるのです。これを歯肉炎と言います。

全身の健康状態と歯周病の関連性

―歯周病の原因の一つとして、全身の健康状態が考えられます。前項でお伝えしました歯肉炎の始まりは、プラーク(バイオフィルム)によって起こりますが、その危険性を高め、病気を進行させる因子(リスクファクター)は右の図のように3つに分けられます。

  1. 細菌による因子
  2. 環境による因子
  3. 宿主(しゅくしゅ:体のこと)による因子

これらのリスクファクターを除去することで、歯周病の危険性を低下させる可能性が明らかにされ始めており、近年その分野についての研究が数多く発表されています。

歯周病に関係あるのではないかと思われる全身的な疾患としては、

  1. 糖尿病などの内分泌疾患
  2. 好中球異常疾患
  3. 骨粗鬆症

などがありますが、上記の3つの他にも近年、心疾患、ストレス、誤嚥性肺炎などとも関連性があるのではないかと言われています。

最後になりましたが、今回のHPの内容は医歯薬出版株式会社の
「さよなら歯周病 お口の健康 からだの健康」を参考にしていますので、ご一読いただければ幸いです。
(著者:野口 俊英)
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