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歯肉炎の最大の原因は?

前回は歯周病の初期の状態で歯茎(歯肉)にのみ病気が限られている歯肉炎の症状(歯茎の腫れ、発赤、、出血)について述べました。歯肉炎は早期に対応すれば元の健康な状態に戻るためその原因を正確に知り対応することが大切です。歯肉炎の中でも歯の表面に付着した生きた細菌の集団であるデンタルプラー ク(歯垢、バイオフィルムとも言います)が病気の原因であるプラーク性歯肉炎ではデンタルプラークを丁寧に除去することによって歯肉炎は治り、ピンク色の健康な歯茎に回復し、スティップリングというミカンの皮のようなものが現れます。

ただ、歯の数は28本(親知らずを除いて)もあり、全部の歯からデンタルプラークを完全に取り除くことはかなり困難であり、歯科医院などで専門的な方法を学ぶことが必要です。歯肉炎を放置すれば病気が歯茎以外の歯周組織(歯槽骨、歯根膜、セメント質)にまで及び(歯周炎)、元の健康な状態には戻りませんので、歯肉炎の時期に歯周病を治すことはとても大切です。

次回は歯肉炎の最大の原因であるデンタルプラークについて詳しく述べます。

 

野口俊英

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