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医薬部外品、医薬品としての歯磨剤

医薬部外品としての歯磨剤には歯周病や虫歯(ウ蝕)に対する何がしかの薬効成分が含まれており、「歯肉炎、歯周炎の予防」が期待されています。薬効成分は歯肉縁上プラーク中の細菌に作用する(抗菌作用)ものと、歯周組織の炎症部位(主として歯肉)に作用する(抗炎症作用) ものとがあります。抗菌作用を示すものとしては、グルコン酸クロルヘキシジン、トリクロサン、塩化セチルピリジニウム、フッ化物、クエン酸亜鉛などがあります。一方、炎症のある歯周組織をターゲットに抗炎症作用をしめすものとしては、トラネキサム酸、塩化リゾチームなどがあります。なお、医薬品としての歯磨剤も数は少ないものの存在し、消炎作用による歯肉炎、歯周炎の諸症状(歯肉の腫れ、出血など)の改善を期待しています。

 

 

野口俊英

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