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バイオフィルム構造を考慮しての歯肉縁下プラークコントロールーその1−

これまで何回も述べてきましたように、歯肉縁下プラークは目で見ることのできない歯周ポケットの内に存在するため、それを患者さん自身で除去することは極めて困難です。特にプラー クがバイオフィルム構造を有している状態では、特殊なブラッシング法(バス法)を用いて歯周ポケットの浅い部分(約2ミリ程度)のプラークは機械的に除去出来ますが、それ以上深いポケットでは除去が不可能です。このため、歯周病が進行したような深いポケットの場合は歯科医院で除去してもらうことになります。このことについては次回以降に述べます。

 

野口俊英

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