お問い合わせ・ご予約

初診予約専用

050-7302-5624

再診予約・お問い合わせ

03-3401-3371

24時間メールお問合せ

メールお問合せ

バイオフィルム構造を考慮しての歯肉縁下プラークコントロールーその2−

歯ブラシの毛先が届かないような深い歯周ポケットに存在するバイオフィルムをコントロールするには機械的な方法と化学的な方法とがあります。そのうちの化学的方法はバイオフィルム構造の表面の細菌をターゲットにしたもので、歯周ポケット内に抗菌剤を永く滞留させ細菌をコント ロールします(ペリオクリン、ペリオフィール)。さらに、消毒剤や抗菌剤などで歯周ポケットの内を洗い流す方法(イリゲーション)もあります。しかし、これらの化学的方法では歯の表面に強固に付着したバイオフィルム構造を破壊することは困難です。さらに、バイオフィルムの表面に糖衣(グリコカリックス)が形成されてしまえば、化学的方法はほとんど効果を発揮しないと思われます。

 

野口俊英

PAGE TOP