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歯周病はこうして治る

・軽度の歯周病の場合(歯肉炎)

―ブラッシングに始まり、ブラッシングに終わる

たいていの軽い歯肉炎の場合は、歯周病に影響を及ぼすプラーク(バイオフィルム)の除去、
すなわちブラッシングによるプラークコントロールを行うことで治ります。

しかし歯周病をなおすためには、患者さんの協力がなければ成り立ちません。
そのために歯周病治療の基本である「ブラッシングに始まりブラッシングに終わる」ことを最大限認識してもらうことが非常に重要です。

―大切なのはプラークコントロール

プラークコントロールには、歯ブラシ、デンタルフロス、歯間ブラシなどを使用した、物理的な除去方法が主体となっています。
※この物理的な除去方法は、「歯周病とブラッシング」をお読みください。(リンク)

ご自身で行うブラッシングだけではなく、さらに、歯科医院での清掃状態のチェックと染め出し剤を使用したチェックなどの努力も必要です。

―定期検診の重要性

良い歯ぐきの状態を維持するためには、メインテナンス(定期検診)が大切です。
プラークコントロールを続けていくことは、面倒で難しいことです。
そのためにも、歯周病やその予防に対する歯科医や歯科衛生士からの情報を患者さんが出来るだけ理解し、
プラークコントロールを持続させ、その効果が患者様自身で確認できるよう、ご自身で歯周病を予防しよう、
自分で歯周病を治そうという意志を持つことが重要です。

症例:軽度~中等度の歯周病

患者様は73歳と高齢の女性で、主訴は下顎の前歯部の不快感と審美障害、口臭でした。
レントゲンの結果より軽度から中等度の歯周病であると診断されました。
歯周病の程度を表す歯周ポケットの平均値は2.9mmで、プロービング時の出血(BOP)は68.6%でした。
口腔内のプラーク沈着を示すPCRは75%でした。

種々の検査により、歯周病の原因は口腔内の清掃不良と食いしばりのクセ、
口呼吸、更には高齢によるいくつかの全身疾患(糖尿病・高血圧など)と指摘されました。

そこで、これらの原因を1つ1つ除去あるいはコントロールしていき、
全身疾患に関してはメディカルドクターと連絡を取りながらその改善に努めまし<た。

その結果、初診から2年経過しましたが、写真からも明らかなように、
別人のように健康に近い歯周組織と白い歯が得られ、患者様にも大いに満足いただきました。
73歳という高齢でも、歯周病が十分に改善されることを示しています。

※写真のSPTとは、サポーティブ・ペリオドンタル・セラピーの略で、
歯科医院で定期的な歯周治療を行い、歯科医療従事者と患者様の双方で歯周病の再発を予防していくことです。

症例:重度の歯周病

before

本院来院時、左上の奥歯(大臼歯)の裏側(口蓋側)です。
小豆大状の歯茎(歯肉の腫れ)が見られます。

during

治療終了時、歯茎(歯肉)の腫れがみられます。

After

3年経過後の状態です。腫れの再発も見られません。

患者様は当院来院時55歳の男性の方で、「左奥で物が噛めない」「歯がグラグラする」「歯を磨くときに血が出る」と訴えていました。
左上の奥歯には小豆大の腫脹(歯周膿瘍)がみられ(参考:上段の写真)、動揺も2でした。歯周ポケットは10㎜ありました。

急性歯周膿瘍の診断の上、原因と思われる因子を丁寧に除去(炎症、咬合性外傷の除去)後、手前の歯との暫間固定を行いました。
次いで歯周ポケットの深い部位を中心にSRPを行いました。2か月後には、膿瘍も消失し、
その後膿瘍の再発は見られず、3年後の今も歯周ポケットは3㎜以内に維持されています)。

このようにかなり進行した歯周病でも、原因と思われる因子を徹底的に除去し、
歯周ポケットの閉鎖を促すことによって自分自身の大切な歯を残すことが可能になりました

・歯周病が進行してしまった場合(歯周炎)

―手術しなくても治る場合

通常の歯周病治療では、歯石を除去した後、鋭匙型の手用スケーラーを用いて歯根面を平らにし、
細菌による毒素で汚染されているセメント質の一部を除去する、
“スケーリング・ルートプレーニング”と呼ばれる操作を行います。

しかし、このようなスケーリング・ルートプレーニング操作は、
歯周病の治療の中で最も基本的な治療方法ですが、
このテクニックの熟達が歯周病の予後に大きく影響します。

スケーリング・ルートプレーニングのような方法で、歯ぐきへの為害作用を減らすことで、
徐々に歯肉の炎症状態を改善させていきます。

―手術が必要になる場合

スケーリング・ルートプレーニング(※http://ladent-aoyama.com/column/page/2/)操作を行っても、
歯周ポケットが深すぎて完全な歯石除去が行えなかったり、歯根の形が複雑で歯周ポケットの閉鎖が行えない場合があります。
その場合には、やむを得ず歯ぐきを切り開いて直視下で、歯石や感染している歯ぐきを取り除く歯周外科治療が必要となります。

最もポピュラーな歯周外科手術の一つに、“フラップオペレーション”という手術法があります。
この方法は、歯ぐきに麻酔を施して、メスで切開したあと、一時的に歯ぐき(歯肉弁)を骨膜から剥離します。
そして、直視下で歯石や感染している歯ぐきをしっかりと取り除き、残った健康な歯ぐきを縫い合わせます。
およそ1週間後に抜糸をします。

別の手術法として、歯周病が進行して歯周ポケットが深くなり、歯槽骨が吸収された部位では、歯周組織の再生を目指して、
歯周外科手術を行うこともあります。(※http://ladent-aoyama.com/column/page/2/)
また、深い歯周ポケットでも、細菌の活動性の低いものに対しては、再度スケーリング・ルートプレーニングで対応することもあります。

・現在の歯周病の治療の基本

現在の歯周治療の基本は、歯ぐきの炎症を抑え、歯周病の進行を阻止し、
失われた歯周組織を再生させて審美性を改善し、新たに獲得された治癒組織を維持することが目的です。

このため、歯ぐきが腫れているからといって、すぐにその部分の歯ぐきを切り取ってしまったり、
極端な場合、すぐに歯を抜いてしまう治療法から、病気をおこしたり進行させる原因を出来るだけ取り除き、
少しでも歯ぐきの炎症を抑えてから、しっかりとスケーリング・ルートプレーニングや歯周外科手術を行って、
自分自身の歯を少しでも長く保つような治療法に変わってきています。

最後になりましたが、今回のHPの内容は医歯薬出版株式会社の
「さよなら歯周病 お口の健康 からだの健康」を参考にしていますので、
ご一読いただければ幸いです。(著者:野口 俊英)
※書籍はこちらからお買い求めいただけます。
(https://www.ishiyaku.co.jp/search/details.aspx?bookcode=441280)
※医歯薬出版株式会社のホームページはこちらから
(https://www.ishiyaku.co.jp/index.aspx)

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